焼き鳥のかしらってどこの部位?特徴やルーツまで知ることができた!

焼き鳥が好きです。

最近行く焼き鳥屋さんには、「おまかせ」という大将チョイス5本セットがあるのですが、そこに毎回入ってくる「かしら」という串。

この「かしら」が美味しくて、私のお気に入りです。

美味しいけど、「かしら」ってどこの部位なんだろう?

毎回疑問に思いながら、食べるのに夢中でいつも調べるのを忘れてしまう(笑)

今回は、ようやくしっかりと調べてみました。

焼き鳥の「かしら」は鳥じゃなくて豚だった!

結論から言うと、豚のこめかみから頬にかけての肉でした。

こめかみ:耳の上辺りの側頭部。物を嚙むときに動く場所。

     お米を噛むときに動く⇒「米噛み(こめかみ)」と名付けられた。

豚肉だったのかー!!

なんと「焼き鳥」ではなく「焼き豚」でした。

まぁ私は鶏肉と豚肉が好きなので、どっちにしろなるほどなって感じ。

「かしら」は「コメカミ」と「ツラミ」の2種類に分かれ、「コメカミ」はそのまま「こめかみ」の辺り、「ツラミ」は頬の辺りになります。

【コメカミ】

脂が少なく、適度な弾力がある。クセが少ない。

【ツラミ】

程よい脂と筋肉質な噛み応えが楽しめる。旨味が多い。

焼き鳥屋さんで出てくるときは、「コメカミ」と「ツラミ」が1本の串に混在している事がほとんどなのではないでしょうか。

私が食べているときも、まさに上記2つの良さをいっぺんに味わえているなーと思う。

肉肉しい噛み応えと、ジュワッと出てくる旨味がたまらない♪

また、「かしら」は一頭から取れる量も限られている希少部位で、鮮度も落ちやすいのでスーパーなどに並ぶことはめったにないのだとか。

たしかにスーパーなどでお目にかかったことは、一度もない気がする。

そんな希少部位のお肉は、焼き鳥屋さんで大将に美味しく焼いていただこう♪

豚の「かしら」を使った「やきとり」は、埼玉の東松山市が発祥地

「かしら」について調べていたら、ルーツについても知ることができた。

埼玉県のちょうど真ん中辺りにある、東松山市。

この東松山市が、豚のかしら肉のルーツになっているそうです!

時は、昭和30年代。

当時お肉は高級品。

しかし近くに食肉センターがあり、安くて新鮮なかしら肉を手に入れた人が屋台で焼いて出したのが始まりだそう。

東武東上線の東松山駅のまわりには、「やきとり」とのれんを掲げたお店がいっぱい!

画像引用:Googleマップ

東松山市の「やきとり」は、鶏肉ではなく豚のかしら肉を炭火で焼き上げ、ピリ辛の味噌だれを付けて食べるんだって。

美味しそーう♪

その「味噌だれ」発祥のお店として知られているのが、「大松屋(おおまつや)」というお店。

味噌だれの元祖として有名なお店なので、東松山でやきとりを食べるならまずはここからって感じ。

東松山駅から、徒歩10分以内で行けるみたい。

東松山駅も、池袋から東武東上線で1時間かからず着いちゃう。

いいなー、小旅行がてら行ってみたいな。

サクッと日帰り旅行も良さそう♪

結論:私は焼き鳥(やきとり)が好き!(笑)

単純にいつも美味しく食べてる「かしら」ってどこの部位?と調べていただけだったけど、ルーツまで知ることができておもしろかったな。

私が食べているのは、シンプルな塩こしょうの味付け。

発祥の地から色々な場所へ派生していって、それぞれのお店の味に生まれ変わっているんだなー。

味噌だれも食べてみたいし、塩こしょうも変わらず食べ続けたい!

鶏肉だろうが豚肉だろうが、美味しいお肉でビールが飲めれば幸せ!(笑)

これからも美味しく大事にいただきます♪

私はやっぱり焼き鳥が好きだー!

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