「実家じまい」について取り上げている動画を見た。
私も、現在高齢の父親が一人で暮らしている実家がある。
他人事ではないので、久しぶりにじっくり集中して動画を見てしまった。
【実家じまいとは?】
実家を処分すること。
核家族化が進んでいる現代では親と同居しているケースが少なく、親が亡くなったり施設に入ったりした後の空き家問題に悩む人が増えている。
私も実家を出てずいぶんと経つ。
父親とは折り合いが悪く、実家を出た後もあまり交流はなかった。
親戚一同に関しては、祖父母が亡くなって以降もうずいぶんと疎遠になっている。
最近久しぶりに実家に行き父親と会ったが、「あぁ…年をとったな。」と思った。
私はこの先実家に戻ることもないし、父親がいなくなったらあの家をどうにかしないといけなくなる日が必ずやってくる。
父親とも親戚とも疎遠だったので、実家じまいのことを考えると少しこわくなった。
今度、一度しっかり父親とも先のことについて話をしないといけないなぁ。
実家じまいにの大変さについて松本明子さんも語っていた
実家じまいについて調べていると、なぜか芸能人の「松本明子さん」が出てくる。
見てみると、松本明子さんも実家じまいで大変な経験をされたそう。
空き家となっていた実家の維持費と、最終的に手放す費用でかかったのはなんと約1800万円!
松本明子さんは、空き家となった実家を約25年間も維持していたそうなので、維持費もだいぶ大きいけれど。
我が家は空き家になったあと維持をする考えは絶対ないけど、家を取り壊すだけでも大金がかかることは容易に想像がつく。
目安の費用を調べてみた。
建物の解体費用(目安) | 木造 | 鉄筋造 | RC造 |
---|---|---|---|
30坪 | 90万~150万 | 180万~210万 | 180万~240万 |
40坪 | 120万~200万 | 240万~280万 | 240万~320万 |
50坪 | 150~250万 | 300万~350万 | 300万~400万 |
車庫や倉庫、樹木などがあればプラスαの別料金で費用はもっと増す。
おそろしい…。
不用品の回収や片付けも、もちろん別で費用がかかる。
実家は物が多くて、父親も捨てることができない人だから、処分も大変だろうな。
実家じまいの手順は?
父親と話をする前に、調べられることは自分のためにも調べておこうと思う。
実家じまいは、大掛かりなことだから順番を間違えると後々大変になってしまうらしい…。
【実家じまいの手順】
①家族で話し合い、家の処分方法を決定
②不用品や家具の処分
③不動産会社や不用品回収業者、解体業者など各専門業者への連絡
④解体or建物付きの売却かを決定
⑤家を手放す
大まかにこんな感じらしい。
初っ端の話し合いから既にハードルが高いけども…。
いや、でもちゃんと話さないとね。がんばろう。
親も私もどんどん年を取っていって、避けられない問題が少しずつ浮き出てくる。
時間の流れも年を取ることも当たり前なのに、いざ直面しないと気付けない。
泥沼にならないように、気持ちの面も含めて少しずつ準備して考えていきたい!